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扇　性と古代信仰

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「扇性と古代信仰」吉野裕子著人文書院　1990年第5刷　発行　当時価格　1751円最新刊　2420円Ｂ６判ページ数 215p 後に多数の著作を残す在野の民俗学者・吉野裕子の出発点となる論考。 “「扇はセックスのシンボルであった！」たんなる一家庭の女性が驚くべき発見をした。ではどのようにしてこれを発見したのか？日本の古代をそっくり沈めているといわれる沖縄の特殊神事。そして沖縄の祭処御嶽の神木蒲葵にその糸口はあった。出雲の美保神社の蒼柴垣神事に重用される「長形の扇」、熊野大社の扇祭の謎、践祚大嘗祭になくてはならぬ蒲葵の葉の発見等、追求の手はのべられていく。そしてついに沖縄に残る祭祀形態の中に扇の源をたどる。沖縄の神社御嶽における女性の象徴を象どった空地「イビ」、そこに配置された男性の象徴たる神木蒲葵の発見。女性の象徴、母なる大地に生命の種を宿す男性の象徴に崇高なる霊力を感知し信仰にまで高めていった古代人の精神が今日の扇に象徴されて残されたのではなかろうか。そこに扇の原型があるのではなかろうか。目次：一　青島から沖縄へ　｛青島／那智大祭の馬扇／沖縄の古老をたずねて／首里の鬼の話／斎場御嶽｝二　踊りと扇　三　祭のなかの扇　四　扇の起源をさぐる　｛五　御嶽と蒲葵　六　神の顕現とは　七　大嘗祭の蒲葵　八　ミテグラ　九　一〇　沖縄石垣の豊年祭　おわりに #吉野裕子 #本 #地理／地理・地図

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『扇　性と古代信仰』はセカイモンでkJ-0c0969faf8から出品され、809の入札を集めて04月16日 09時 51分に、1,560円で落札されました。即決価格は1,560円でした。決済方法はに対応。新潟県からの発送料は落札者が負担しました。ＰＲオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。